美術館に行った後は、以前から気になっていたけど、なかなか行かなかった「浜離宮恩賜庭園」へ(笑)。
徒歩 5、6分ほど。
海水を引き入れた潮入の池と、二つの鴨場を伝え、江戸時代には、江戸城の「出城」としての機能を果たしていた徳川将軍家の庭園です。
もともとは、徳川将軍家の鷹狩場で、六代将軍の頃、将軍家の別邸「浜御殿」と呼ばれるようになりました。
明治維新ののちは、皇室の離宮となり、名称を「浜離宮」と変えました。
関東大震災や戦災によって、御茶屋など数々の建造物や樹木が損傷し、往時の面影はなくなりましたが、整備ののちに昭和21年4月から「浜離宮恩賜庭園」として公開されました。
(入り口横の石垣)。
入園料は、300円です。
(霜よけ)。
暖かい地方の植物を寒さからまもるために、わらで作った覆いを被せたもの。
「巻きおろし」と「ヨロイ作り」の2種類があります。
当庭園では「巻きおろし」で製作しております。
「雪囲い」はよく見知っていますが「霜よけ」は初めて見ました。
形が面白い!
(三百年の松)。
今から約300年前六代将軍家宣が、庭園を大改修したとき、その偉業をたたえて植えられたと言われている松。
太い枝が低く張り出し、いまなお堂々たる姿を誇っています。
そして、
(お花畑)。
美しい!!
大都市東京に、これだけの菜の花畑。
梅の花の白さとのコントラストも見事です。
秋は「コスモス」に変わるそうです。
(高層ビルと牡丹園、青い空と飛行機雲)。
(将軍お上がり場)。
東京湾から直に将軍が船に乗降した所。
昭和24年のキティ台風で、階段の一部が崩れて海中に沈みました。
(東京タワー)。
風が無ければ、「逆さ東京タワー」が見える?
(富士見山から見下ろした「中島の御茶屋」)。
宝永4年に造られて以来、将軍をはじめ奥方、公家たちがここで庭園の見飽きぬ眺望を堪能した休憩所。
現在の建物は、昭和58年に再建したものです。
ここでは抹茶、和菓子セット(有料)をお楽しみいただけます。
御茶屋から池越しに桜の木があるので、お抹茶を頂きながらお花見が出来ますよ!
オオツカ。