最後にご紹介するのは、
(Minimal Bean to Bar Chocolate)さん。
ちょっと個性的な「チョコレートショップ」です。
メインは「板チョコ」。
月代わりで、6、7種類販売しています。
全て、カカオビーンズを自家焙煎して、カカオニブを取り出し、それを挽いて作っています。
(カカオニブ)。
「個性的」と言ったのも、通常の「なめらかさ」を求めて製作はしておらず、カカオの持つ個性をダイレクトに味わえる様に作られています。
例えば…。
自家焙煎は、他に比べ、随分と浅めに焙煎します。
挽き方は「なめらか」ではなく、少し粒つぶが残るぐらいに。
そうして作られた「板チョコ」は、口に入れると粒つぶが感じられます。
その粒つぶを噛み潰すと…、
そのカカオをの持つ香りが口いっぱいに広がります。
Minimalさんのチョコレートは、カカオの香りを楽しむチョコレートなんです。
産地によって、これほど香りに違いがあるのかと…。
本当にフルーツを入れてないかと疑うほど、フルーティーなんです。
面白い!!
「ホットチョコ」をオーダーしてみました。
板チョコ同様、香り高いのですが、どこかで味わった様な感じがします。
「甘酒のようだと、良く言われるんです。
チョコレートは発酵食品なので、似てるのかもしれません。」
知ってました?
「発酵食品」なんですって!!
カカオの実を割ると、白い果肉に包まれたカカオビーンズが、30〜40粒ほど入っています。
果肉が熟し、発酵しなければカカオビーンズにチョコレートらしい香りや味わいが生まれないのだそう。
驚きです。
その香りが深煎りにしないことで更に高まり、ホットチョコでは甘酒の様に感じるんですね。
もう1つ。
なかなか味わえない、こちらもいただきました(笑)。
(カカオパルプジュース)。
果肉の事を「カカオパルプ」と呼ぶのだそうです。
先程書いた様に、チョコレートには発酵が欠かせません。
が、その発酵する前に、カカオパルプをジュースにしたものが「カカオパルプジュース」です。
Minimalさんでは、100%の濃度で提供してくれます。
写真を見ると中央には黒いストローが直立していますが、ネクターの様にトロトロとしているためで、味は少し酸味があり、とっても甘い。
このジュース、人気が出ますよ!!
でも、チョコレートを作るためには、熟してもらわないといけません。
希少価値が高まるわけです!!
チョコレートって、面白いな。
銀座に新店舗が出来たそうです。
興味のある方は、是非!!
チョコレートの見方、味わい方が変わりました〜♪
オオツカ。