連休、ありがとうございました!
今日は「暑さ」が戻りましたが、連休中は、そこそこ…。
雨の心配をしながら、横浜に行っていました。
以前、ランチビュッフェでお邪魔した「横浜ベイホテル東急 (旧 パン パシフィック 横浜ベイホテル東急)」から、お得な宿泊案内をいただき、一泊二日の Short Trip をしてきました。
みなとみらい駅到着後、チェックインまで時間があったので、お隣…、「パシフィコ横浜」へ向かいます。
(特別展 マンモス YUKA 〜 シベリアの永久凍土から現れた少女マンモス 〜 )2010年、シベリアの永久凍土から絶滅した一頭のマンモスが発掘されました。
3万9千年前のメス(10歳)で、驚くべきことに手足や長い鼻などがほぼ完全な状態で残っていました。
このマンモスは、発見された地域の名前「ユカギル」にちなんで「YUKA(ユカ)」と名づけられました。
2013年夏、奇跡的に発掘されたユカを全世界に先駆けて冷凍保存のままヨコハマで一般公開します。
マンモスのイメージと言えば、こちらではないでしょうか?
(園山俊二さんの、「はじめ人間ゴン」や「ギャートルズ」のマンモス)。
没後20周年を迎え、この会場内で、マンモスが登場する作品の原画展も開催されていました!
会場内に入ると、さすがの「パシフィコ」。
天井が高く、今回のような大型動物展にはぴったりですね。
手前が「アフリカゾウ」。
とにかく大きい!
多摩動物公園で見た事がありますが、こんな間近で見られるわけもなく…、
目の前にすると、びっくり!
肩高で、3m〜4mなのだそう。
その隣には「アジアゾウ」。
そして、
「ナウマンゾウ」。
日本各地で化石がみつかっている、日本を代表する「象さん」です(笑)。
アフリカゾウに比べ、その大きさは小振りにも見えます。
その隣が、
「ケマンモス」です。
体毛が羊毛(ウール)のような毛でおおわれていることから、ケマンモスといわれます。
氷河時代に北は今のシベリアから南は北海道にかけて生息していました。
牙が長く、曲がりとねじれが強いのが特徴です。
ギャートルズのイメージでは、とても大きく描かれていましたが、ナウマンゾウとほぼ同じ大きさなんですね。
さぁ、ここからが「特別展」らしいところ!
「顎の骨」。
触ってもいいんです!
手が触れている所は、「歯」の部分。
種類によって、枚数・大きさが違うそうです。
「大腿骨」。
触っていいんです!
これにお肉がついていれば、まさに「ギャートルズのお肉」(笑)。
「牙」。
こちらも、触っていいんです。
曲がりとねじれの強さを実感。
「皮膚」。
ちょっと、グロテスクかな?
「脚」。
皮膚と脚は、ガラスケースに入っているので触れられませんが、
「毛」。
は、触れます!
かなりのごわつき!!
太さもマチマチで、トリートメントのしがいがありそう(笑)。
そして、
「マンモスハウス」。
実際に、人間が作って住んでいた物を復元しているそう。
直径5m、高さ3m。
マンモスの骨、牙などで家の基礎が作られています。
土台に25頭分の頭骨が地面に置かれ、その上に95頭分の下顎の骨が4〜5段に積み重ねています。
狩猟によって手に入れたモノの他に、拾い集めた骨も使っていると考えられているそうです。
さぁ、本命の「YUKA」ですが、残念ながら写真はありません。
「写真NG」なんです(笑)。
気になった方は、是非、会場に脚を運んで見て下さい(笑)。
その「YUKA」と同じように貴重な展示品「KOLYMA(コリマ)」も、冷蔵保存されています。
こちらも「写真NG」。
絶滅した「ケサイ」なんですが、壁画や骨格見本でしか存在が確認されていなかった貴重な標本です。
さて、その「ケサイ」とは…。
こちらが「骨格見本」です。
現在生息している比較動物として、
「シロサイ」の骨格見本が、隣に展示されています。
そう、「ケサイ」とは、「毛で覆われたサイ」でした(笑)。
ケマンモスと違い、群れで行動しなかった「ケサイ」は、数も少なく、毛や皮付きで見つかる事はなかったので「KOLYMA」は、本当に貴重なんですね。
こうした、ケマンモスと同じ時代に生き、そして絶滅した動物の骨格見本も、いくつか展示されています。
「ステップバイソン」。
牛科最大の動物で、体重2tもあります。
雪の積もった、ツンドラやタイガでは暮らせず、約1万年前に絶滅しました。
「ホラアナライオン」。
今のライオンより大きく、体重は350〜400kgありました。
(今のライオンは、250kgくらい)。
たてがみはなく、尻尾の先の房もなかったか、あっても短かったことがわかっています。
マンモス、馬、ロバ、鹿、ラクダ、牛などを食べていたとされています。
この「ホラアナライオン」。
すごいカッコイイですよ(笑)。
9月16日まで、会期中無休で開催されています。
気になった方は、是非!
オオツカ
(つづく)