今回の「About hair」は、カラーリングの続きです。
前回、「5つに分けられる事」、「その1…酸化染毛剤」 について書きましたが、今回は、その2…「脱色剤」についてです。
「脱色剤」は、「ブリーチ」「ライトナー」と、ざっくり2つに分けることができます。
この夏、一部では「ブロンドブーム」が起こりました。
その時使用したのが、「ブリーチ」です。
その、「ブリーチ」について。
ほとんどが「粉末状」の形状をしていて、その粉末と二剤の過酸化水素(液体)を混ぜ合わせて塗布します。
非常に高い脱色力なので、毛髪だけでなく、地肌への負担もとても大きいです。
「ペールイエロー」と言われる「白」に近い金髪にすることができるのは、この「ブリーチ」だけで、他のカラー剤では考えられません。
一時期のカラーブームの時には、「ペールイエロー」にした後、色素ありカラー剤をすることで、通常ではありえないカラーにする「ダブルカラー」が流行ってました。
これも、この「ブリーチ」の力無しではありえません。
地肌の負担が大きいと書きましたが、これには、痛み…いや、「激痛」が伴います。
昔は我慢…しかなかったのですが、最近では、地肌をカバーするオイルや、クリーム、ジェルなどが開発されています。
全くの「無痛」ではありませんが、痛みに対しては、かなり効果的です。
こちら、脱色剤だけでなく「酸化染毛剤」にも使用できますので、痛みが気になる方、地肌へのダメージが気になる方、僕らに申告してくださいね。
次は、「ライトナー」です。
これは、その1…の「酸化染毛剤」の中に含まれるカラー剤です。
通常の「酸化染毛剤」と違い、色素が入っていないので、「ブリーチ」ほどではないのですが、かなり明るい茶色にする事ができます。
本来の使用方法は、いつもより少し明るくする為に「いつもお使いの酸化染毛剤」に少し入れて…という風に使用します。
「ブリーチ」「ライトナー」のどちらも、施術後のケアはとても重要です。
トリートメントは、絶対必要です。
COPIRIS。