20110731
久しぶりに、本のご紹介です(笑)。
「辻堂 魁」による、新作文庫書き下ろし作品です。
今回は、「徳間文庫」より。
以下は、巻末から。
天保九年。
天保世直党を名乗る義賊集団が起こした悪徳米仲買の誘わかし事件は、米価吊り上げに苦しむ江戸庶民の鬱憤を一気に晴らす痛快事だった。
面目を潰された目付の鳥居耀蔵は若き目付・甘糟孝康に一味の捕縛を命ずる。
隠居した父の知恵を借りながら世直党を探る孝康の前に現れた、一味の首魁・斎乱之介の正体とは。
追う者と追われる者は、互いに才気と意地に驚嘆しつつ剣を交える!
切ない冒頭から、読後の爽快感まで。
一気読みでした(笑)。
決闘シーンの描き方、いつも、本当に素晴らしいです!!
オオツカ
「双星の剣 〜疾風の義賊〜」 辻堂 魁。 | 20:24 | comments(0) | Book。